当ブログで使う事になるであろう用語集です。

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・タンクローリー：
ガソリンスタンドなどに油を運ぶ自動車の事。
後ろのタンク部は、実はちゃんと中で仕切られていて、それぞれ単独で積み込むことが出来ます。
4000リットル、2000リットルのマスで構成されていて、そのタンク部の大きさでマスの数が変わります。


・油の種類など：
タンクローリーで運ぶ油は、危険物取扱者免状乙4類（丙種）を所持している人しか運べません。
ガソリン（ハイオク含む）は、主に自動車に入れます。オレンジと言うか赤っぽい色をしていて、とても揮発性が高い油種です。
軽油は、トラックなどに使われることが多い油種です。緑色っぽい色をしています。
灯油は、家庭用ボイラー、ストーブ、ファンヒーターなどに主に使われています。無色透明です。
以上4種類は白油と呼ばれています。
工場などで主に使う油種に、重油（Ａ重油、Ｃ重油）があります。見た目は黒っぽくどちらかと言えばさらさらとした感じではなくどろっとした感じの油種です。揮発性もあまり高くありません。
その重油は見た目から黒油と呼んでいます。
白油と黒油は同じ車両で運ぶことはありません。それぞれ専用車両が用意されています。

よく勘違いされるのですが、くるくる回っている車はタンクローリーではなく、コンクリートミキサー車です。
また、「毒」と表示されているタンクローリーとよく似た車両があります。
油ではなく、色んな液体（例として挙げると、過酸化水素水で危険物取扱者乙6類などが必要になります）を運んでいる車もいます。
総じてタンクローリーとひとまとめで呼ぶことが多いようです。



・単車：
けん引免許を必要としないタンクローリーの事。


俺が乗っているのは16000リットルを運べ16Ｋ（キロ）ローリーと呼ばれ、大体このサイズが大半を占めます。
マスは6つに分かれていて、4ｋマスが2個、残りは2ｋマスとなっています。
タイヤの配置は、ほぼ前が2軸、後ろが1軸です。
ごくまれに20000リットルを運ぶことが出来る車体もあります。

これは前が1軸、後ろが2軸です。
運べる量は多いけど、狭いところに入れないことも。
ＧＳなどが所有する、家庭用に灯油、重機に軽油などを運ぶ、2000～4000リットルを運んでいる小型のローリーの事は、総じてミニローリーと呼んでいます。

・トレーラー：
けん引免許を必要とするタンクローリーの事。

このように、後ろのタンク部分をトレーラーヘッドと呼ばれるトラックで引っ張っています。


ほぼ20000リットル（20キロ）を運ぶようになっているのですが、

時折28000リットル（28キロ）を運ぶ大型のロングボディーも見かけます。
見たら結構ビビります（笑）。なげー！。


・元売り：
大手石油会社の事をこう呼ぶことがあります。

・ＧＳ：
ガソリンスタンドの略

・油槽所：
タンクローリーに油を積み込むところ。
大体は元売り系列会社が経営しています。
例として挙げると、エ●オス系の油槽所からは主にエ●オスのＧＳへと油を運びます。
ですが最近は例外も多く、よく行く油槽所には大手元売りのマーク車が2種類並んで仲良く積込していたりもします（笑）。


・マーク車：
大手石油会社の名前（エ●オスとか出●とか）が車体に入ったタンクローリー
当然だが主にその大手石油会社のＧＳなどに油を運ぶ。

・ノーマーク車（無印）：
石油会社の名前が入っておらず、その輸送会社の社名がひっそりと書かれているタンクローリー。
最近は格安セルフＧＳなどが乱立しており、良くわからない大人の事情（笑）などで需要はかなり増えています。
大手石油会社のＧＳには入れない、と言う時代もありました。昨今は割と寛大にはなってはいるようですけど。
俺も今後このノーマーク車に乗ることになっています。


・●回転●ヶ所：
回転、と言うのは積込の回数、ヶ所と言うのは、何か所を回るか、と言う事。
つまり、3回転5ヶ所と言うのだと、油槽所に3回積込に行き、合計で5か所のＧＳに届ける、と言う事。
例として挙げると、
・一回目の積み込みのあとＡ石油店のＧＳとＢ運送の自社スタンド（自社のトラックを給油するためにそういう施設を持っている企業会社は多々あります）
・2回目の積み込みのあとＣ工場の地下タンク
・3回目の積み込みのあとＤ企業の地上タンク、おなじＤ企業だが違うところにある地下タンク。
これで3回転5ヶ所となるわけです。


まぁこんな感じて、新しい言葉が出てきたら、また随時追加していきます。